なぜ膝に水が溜まるのか?

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こんにちは。fumiyaです。

臨床の現場で、膝が痛いという人をよく診る機会があります。膝に痛みがあるという人の中に、水が溜まっているケースがたびたびあります。

膝に溜まる水

この水の正体をご存じでしょうか?

実は、「滑液(かつえき)」といわれる液体です。

滑液の役割は、関節の動きを滑らかにすることです。

膝関節は、太ももにある大腿骨という骨と、すね・ふくらはぎの部分の脛骨という骨と、いわゆるお皿の部分の膝蓋骨という骨の3つから構成されている関節です。膝を曲げたり、伸ばしたりするときに、この3つの骨が動くことになります。この動くときに骨同士の摩擦を軽減するために滑液が存在しています。また、血管をもたない関節軟骨に栄養を供給する役割も持っています。

臨床で膝に痛みを抱えている人を多く見る機会があると上記でも述べましたが、膝関節というのは、歩くとき、しゃがみ込む、立つときなど日常生活の中で繰り返し使用する頻度が高いです。さらに、それに加えて自身の体重が膝関節へ与える影響は大きいでしょう。当たり前ですが、体重が重いほど膝への負担は増えるのです。そして、年齢とともに筋力が衰えてきます。関節を守ってくれるはずだった筋肉が衰えることにより、関節への負担は増えてしまいます。長年、関節への負担が加わることにより、骨が変形するという現象が起こります。変形とは、骨に棘ができたり、曲がったりすることを表します。足のひどいO脚やX脚なども骨の変形の一種です。

このように、原因は様々あるが関節への負担が増えることにより、関節に炎症症状が生じます。その炎症を抑えようとして、この滑液が過剰に分泌されます。また、骨の変形が強くなり、骨同士がぶつかりすり減ることで滑液と混ざり合います。これを体は異物と認識して、さらに過剰に滑液が分泌されるという結果が、膝に水が溜まるということになります。

水が溜まって痛い

よくこの言葉を耳にします。

上記で述べたように、関節への負担がかかることにより、滑液が過剰に分泌され、水が溜まるという説明をしました。そのため、「水が溜まること=痛い」ではないことが理解できますよね。もちろん、水が過剰に分泌され、関節が動きにくくなることは考えられますが、痛みの直接的な原因ではないでしょう。むしろ、関節へ負担をかけないようにすることが水が溜まらない、痛みを抑えられる改善策になると考えられます。

では、どのようにすれば負担を少なくできるのか?

これは、また今後記事にしていきたいと思います。

 

以上、fumiyaでした。

 

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はじめまして、理学療法士のfumiyaです。1986年生まれ/妻と子供2人の4人家族。ブログ【PUSH】を運営しています。30代のただのサラリーマンが、行動することでどのように変化していくのか、変化できるのか。向かったベクトルがあちこち進んで迷走中ですが、できるだけ暖かい目で見守ってほしいです。