【リハビリ業界】理学療法士を辞めたいと思った2つの理由

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こんにちは。理学療法士のfumiya(@fumiya0508_m)です。

私は理学療法士になって10年が経過します。

理学療法士としては、下の下の上くらいの人材です。笑

そんな下の下の上の理学療法士の私でも、10年勤めて「理学療法士を辞めたい」と思ったことは2回あります。

(下の下の上なら辞めるべきとか言わないでね・・・涙)

それも、ここ数年の間で加速中です。笑

 

ざっくり職歴紹介

  • 理学療法士から他職種へ(不動産・建設業界営業)
  • ブーメランのように理学療法士業界(デイサービス)へ復帰
  • 現在デイサービスに勤務中←今ココで2度目の辞めたい

 

7、8年目くらいまでは、仕事が楽しくて仕方なかったのですが、最近は悩みながら仕事を続けている毎日です。

30代おじさん理学療法士の最近の悩み

  1. 同じ勤務先に長く勤めていると超視野狭窄症と両肩風切り症候群になってしまう
  2. 結婚して子どもが産まれると、かなりの確率で発症する金欠乏症
  3. この運動って理学療法士じゃなくても伝えることできるよね?理学療法士不必要症候群

注意:このような病気は存在しません!

 

fumiya
恋の悩みじゃなくて安心したろ?w

 

説明しよう

  1. 視野狭窄症とは:同じ業界、職場にいると考え方が偏ってしまう傾向にある
  2. 両肩風切り症候群とは:年功序列の風潮により「俺って偉い」と勘違いし、廊下を肩で風を切るように歩く症状
  3. 金欠乏症とは:家族を養っていくお金が足りねェーーー!
  4. 理学療法士不必要症候群とは:「お尻あげて」「足あげて」これ誰でもできるんじゃね?
fumiya
こんな悩みを聞いてくれるって「心優しいひと」教えてください。笑

自薦他薦問いません!

 

 

実際に、私の周りにいる理学療法士の後輩も「理学療法士辞めたい」もしくは「職場変えたい」っていう人がいます。

私はそういう相談を受けると、

fumiya
じゃあ「辞めるか」「職場変えたら?」って、私はすぐ言っちゃうんですけどね。笑

も、もちろん理由も聞きますよ!汗

けど、「辞めたい」「職場変えたい」って言っているひとで行動している人って少ないっていうのが私の印象です。

さて今回は、なぜ私が理学療法士を辞めたいって思ったのかを紹介します。

 

理学療法士を辞めたいと思った2つの理由

辞めたいと思った2つの理由

  1. 年収・月収の給料問題
  2. 理学療法・職場以外のことが知りたい

ざっくり言えば、この2つです。

 

年収・月収の給料問題

これは、理学療法士として数年働いたら、すでにこの問題に直面しているひとは多いと思います。

各サイトで年収をチェックしていると、すこしバラつきはありますが、理学療法士の平均年収はだいたい約350~400万というところでしょう。(2017.10現在)

理学療法士という職業は、生産性の高い職種ではありません。

理学療法士の仕事

  • 1単位:20分
  • 1単位:運動器(Ⅰ)の場合185点(¥1850円)*診療報酬の改定により料金は変動する
  • 上限:週に108単位まで

若くても、体力があっても、技術があっても、どんなに働きたくても上限があります。

 

上限108単位までの上限とありますが、毎週上限いっぱいとれている病院をあまり聞いたことがありません。

 

1日18単位、週5日勤務で計算すると、

売り上げの例たとえ(*運動器のみ算出しています)

  • 1日の売り上げ:185点×18単位=3330点(¥3万3300円)
  • 1週間の売り上げ:3330点×5日=16650点(¥16万6500円)
  • 1か月間の売り上げ:16650点×4週=66600点(¥66万6000円)
  • 1年間の売り上げ:66600点×12か月=799200点(¥799万2000円)

あなたの売り上げは年間で約800万円になります。

しかし・・・サラリーマンが売り上げをそのまま貰えるわけありませんね。汗

もちろん企業側も利益を取らないといけません。(当然ですね)

 

人件費を算出するにあたり、以下の式が用いられます。

人件費率=人件費÷売上

補足

  • 売る上げ高に対してどれだけかかったかを示してくれる指標。
  • この比率が高いと、人件費の負担が高いと言われています。
  • 人件費には、福利厚生、退職金なども含まれます。

病院勤務(入院施設)だと、人件費率の平均データは49.6%。

出典:人件費率の計算方法「人材採用コンサルタント稲田行徳古式ブログ」より」

 

さきほどの理学療法士の1年間の売り上げ約800万と考えると、人件費率が49.6%なので、約400万円というのはものすごく妥当ということが分かります。

 

これを前提で話をすると、いくら毎年昇給があったとしても年に数千円程度・・・。

以前働いていた職場は、年に2000円だったので、22歳から60歳まで約40年間働いてもプラス8万円の昇給・・・。

 

独身ならやっていけますが、結婚して子どもがいます。

教育費って恐ろしくかかることを知っていますか?

文科省の子どもの学習費調査によると、(私の歩んできた道の場合)

  • 公立:幼稚園、小学校、中学校→386万3255円
  • 私立:高校→275万5243円
  • 大学:私立→803万3000円

 

fumiya
・・・合計で1465万1498円だと・・・汗

とてもひとりの理学療法士の収入だけではやりくりできないことが想定できます。

 

理学療法・職場以外のことが知りたい

  1. 理学療法士以外にやりたいことが見つかった
  2. 他の業界を知りたい

動機は単純にこの2つです。

私の思考回路

  • 理学療法士の将来に不安→給料も不安→お金について考える→転職して給料あげよう
  • 他の業界を知る→視野が広がる→知識が広がる→人脈が広がる→将来幅広く仕事ができる

特に私は、漠然としたお金への不安が強かったです。

漠然としたお金への不安が強かったので、「仕事をしながらお金の勉強ができれば・・・」という考えから、「理学療法士以外の仕事をしてみたい」という結果に至りました。

結果的に、不動産・建築営業に就職しました。

(他には、インセンティブが貰える仕事にやりがいを感じたこともあるのですが・・・)

 

そのため、理学療法士としてキャリアを積み、会社内で地位をあげて給料UPという戦略より、生産性の高い産業へ転職した方が、時間もかからないだろうと思いました。

実際に、給料UPを狙うには転職が一番早い方法だと私は思います。

時間は有限ですからね。

もう年功序列な会社も少なくなってくるので、大企業に就職していれば安泰だと思っているひとは要注意ですよ。

 

また、2つ目の動機の「他の業界を知ること」により、何か新しいアイデアが生まれるんじゃないか?という安易な考えです。

これは、職種を変えるのではなく、病院勤務から訪問や通所介護などに転職したほうが、結果的に線と線がつながる感じが強いなという印象です。

他職種で働いていた時は、理学療法士業界のことは、あまり考える暇がなかったもので・・・笑

病院→外来→デイサービスと経験していると、いろいろな考えが生まれてきます。

最近の悩みでも紹介しましたが、おさらいです。

30代おじさん理学療法士の最近の悩み

  1. 同じ勤務先に長く勤めていると超視野狭窄症と両肩風切り症候群になってしまう
  2. 結婚して子どもが産まれると、かなりの確率で発症する金欠乏症
  3. この運動って理学療法士じゃなくても伝えることできるよね?理学療法士不必要症候群←コレ!

注意:このような病気は存在しません!

 

理学療法士不必要症候群です。笑

 

よく臨床で目にする機会があるかと思います。

 

「はい、お尻あげて」「はい、足あげて」「足に重り乗せとくね」などなど・・・

毎日、毎日、同じことの繰り返し・・・

ルーティンワークのような・・・

 

もちろん必要かもしれませんが、これって他の職種でもできますよね。汗

現在であれば、タブレットで自主トレ動画を流したり、リハスタッフが連携して、対象患者さんを同じ時間に集めて、プロジェクターを使用して大画面で運動方法の動画を流したりすれば、「筋トレ」や「さすりさすり」の時間は省けると思います。

なにもプロジェクターは研修のときにだけに使う道具じゃないですよ。笑

fumiya
ってことは、理学療法士としてやることは別にあるんじゃないか?

別に、病院やデイサービス、訪問などで働くだけが理学療法士じゃないし、もっと何かあるんじゃないか?って強く思いました。

いま一度、リハビリテーションの定義を確認します。

「社会的な統合を促す、環境や社会に手を加える」

今までの私には欠けていた解釈でした。

 

理学療法士協会の半田会長も以下のようなメッセージがありました。

地域包括ケアシステムの中で、市町村の総合事業として医療介護連携・認知症施策・地域ケア会議・生活支援・介護予防が挙げられます。なかでも介護予防にはリハビリテーション専門職として理学療法士等の活動を強く促しています。

~中略~

この中で、我々理学療法士への期待は3つあり、健康寿命延伸による医療費の適正化、就労世代の健康増進による経済の活性化、高齢者の就労・社会参加への促進による経済の活性化となっています。

引用:半田 一登 未来へ発信!新たな理学療法戦略を探る 理学療法学 第44巻Suppl.No.1 1~5(2017年)

この中に、高齢者の就労・社会参加への促進による経済の活性化とあります。

fumiya
高齢者や障がい者の働く場所をデザインすること、企業とマッチングすることも理学療法士としての役割ではないのか?!という考えが頭の中に広がっております。

そのため、現在絶賛転職活動中です。転職マスターに俺はなるッ!笑

 

さいごに

私の理学療法士を辞めたい理由はとしては以下の2つがありました。

  1. 年収・月収の給料問題
  2. 理学療法・職場以外のことが知りたい

ネガティブな給与面とポジティブな他への探求心と言えばカッコいいかもしれませんが・・・笑

「理学療法士を辞めたい」と悩んでいるあなたも、ただ悩んでいるだけではなく、何か行動をとることによって、新しく見えてくるものがあると思っています。

環境を変えるだけでも、考え方も変わったり、気づけなかったことに気づけたりするので、転職はネガティブなイメージでとらえないようにしましょう。

転職は非常に良い手段だと、私は考えています。

 

以上、絶賛転職活動中の理学療法士のfumiya(@fumiya0508_m)でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして、理学療法士のfumiyaです。1986年生まれ/妻と子供2人の4人家族。ブログ【PUSH】を運営しています。30代のただのサラリーマンが、行動することでどのように変化していくのか、変化できるのか。向かったベクトルがあちこち進んで迷走中ですが、できるだけ暖かい目で見守ってほしいです。